STEP1:資産運用の始め方

資産運用とは?意味・種類・始め方を初心者向けにわかりやすく解説

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こんな悩みを解決できる記事です。

「資産運用したほうがいい」とは、よく聞きます。
でも「資産運用って具体的に何をするの?」と聞かれて、はっきり答えられる人は、じつは少ないんですよね。

結論から言うと、資産運用とは「お金にも働いてもらって、増やすこと」です。

あなたが会社で働いてお金を稼ぐように、お金にも証券口座の中で働いてもらう。それだけの話なんですよね。

ただし、いま貯金だけで持っているお金は、毎年じわじわと価値が減っています。2026年に入って銀行の金利は上がりましたが、物価の上昇には追いついていません。

この記事を読めば、資産運用の意味・種類・いくらから始めるかが一度で分かります。読み終わるころには、「自分が今日やること」が3ステップまで絞れているはずです。

書いているのは、高卒でインフラ企業に勤める29歳の会社員です。特別な知識も才能もなく、この記事に書いた仕組みだけで20代のうちに資産2,000万円に到達しました。その実体験も交えて解説します。

この記事の結論

  1. 資産運用とはお金にも働いてもらって増やすこと
  2. 貯金だけだと物価上昇で毎年1%ほど目減りする。だから20代のうちに始める
  3. 初心者の正解は新NISA×投資信託×クレカ積立。月100円から始められる
かずとし
かずとし

用語の意味から始め方まで、この1記事で全部そろえました。順番に読めば迷いません!

資産運用とは?お金にも働いてもらって増やすこと

資産運用の全体像。資産運用は「貯蓄(守るお金)」と「投資(増やすお金)」をまとめた言葉

資産運用とは、自分が持っているお金(資産)を、預金・株式・投資信託などに預けて増やしていく活動のことです。

ポイントは「お金が働く」という考え方。あなたが寝ている間も、お金は証券口座の中で株や債券の形になって、利息や配当を生んでいます。

イメージしてください。あなたの財布に100万円が入っているとします。財布の中に置いたままなら、10年後も100万円のまま。ところが証券口座に移して年5%で運用できれば、10年後には約163万円になります。この差が「お金が働いた分」です。

「運用」の意味は、お金を寝かせずに働かせること

そもそも「運用」とは、持っているものを活用して、成果を生み出すことという意味です。

会社で「システムを運用する」と言えば、システムを動かして仕事に役立てること。お金の運用も同じで、お金を動かして利益を生むことを指します。

「資産運用」「資金運用」「運用資産」と似た言葉がありますが、個人にとってはどれもほぼ同じ意味だと考えて問題ありません。あなたのお金を、寝かせずに働かせる。それが運用です。

資産運用と投資・貯蓄・資産形成の違い

似た言葉が4つあるので、ここで一度整理します。

用語意味ひとことで
資産運用持っているお金を増やす活動の全体増やす活動ぜんぶ
投資資産運用の手段のひとつ。株や投資信託を買うこと増やす手段
貯蓄お金を使わずに貯めること減らさない
資産形成ゼロからお金を積み上げていく過程貯蓄+運用

つまり投資は、資産運用というくくりの中にある手段のひとつです。「貯蓄で守り、投資で増やす。その両方をまとめて資産運用と呼ぶ」と覚えておけば十分でしょう。

20代のあなたが今いるのは「資産形成」の段階。まだ資産が少ないからこそ、貯める仕組みと増やす仕組みを同時に作るのが正解です

かずとし
かずとし

「投資=ギャンブル」のイメージがある人ほど、この4つの違いを知ると気持ちが変わります。

運用で得た利益には約20%の税金がかかる

ここで、初心者が見落としがちな事実をひとつ。資産運用で出た利益には、約20%(正確には20.315%)の税金がかかります

たとえば10万円の利益が出ても、手元に残るのは約8万円。2万円は税金として引かれます。

「せっかく増えたのに2割も持っていかれるのか」と思いましたよね。この税金をゼロにできる制度が、次に説明するNISAです。

NISAは非課税で運用できる制度(iDeCoとの違い)

NISAとは、投資で出た利益に税金がかからなくなる制度です。

NISAは税金がゼロになる箱。NISAの中で買った投資信託の利益は税金0円、外で買うと約20%

NISAは商品ではなく「箱」だと考えてください。箱の中で投資信託や株を買うと、そこで出た利益は非課税になります。「NISAは資産運用ですか?」とよく聞かれますが、正確にはNISAという箱の中で資産運用をするという関係です。

2024年に始まった新NISAは、年間360万円まで投資でき、非課税で持てる期間に期限がありません。20代の長期運用と相性がいい制度なんですよね。

よく比較されるiDeCoとの違いは、次のとおりです。

比較項目新NISAiDeCo
目的自由(老後・教育費・住宅など)老後資金に限定
引き出しいつでも可能原則60歳まで不可
税金のメリット利益が非課税利益が非課税+掛金が所得控除
20代の優先順位先にこちら余裕が出てから

結論として、20代はまずNISAから始めるのが正解です。iDeCoは60歳まで引き出せないため、結婚や住宅購入でお金が必要になる20代には向きません。

資産運用は必要?貯金だけだとお金が目減りする理由

「別に貯金でいいんじゃない?」と思っているあなたに、はっきり言います。貯金だけだと、お金の価値は毎年減っていきます

減るといっても、通帳の数字が減るわけではありません。同じ100万円で買えるものが、年々少なくなっていくのです。

金利0.4%でも物価上昇1.6%に負けている

2026年8月、三菱UFJ銀行の普通預金金利は0.40%まで上がりました(三菱UFJ銀行 2026年6月16日発表)。34年ぶりの高さで、ニュースにもなりましたよね。

ところが同じ2026年、日本の物価は前年より1.6%上がっています(総務省 消費者物価指数、生鮮食品を除く総合・2026年6月分)。

つまり金利0.4%-物価上昇1.6%=実質マイナス1.2%。100万円を1年間預けると、利息で4,000円増えますが、物価上昇で1万6,000円分の価値が消える。差し引き1万2,000円の目減りです。

貯金だけを20年続けるとどうなるか

実質マイナス1.2%が20年続くと、100万円の価値は約79万円まで下がります。通帳の数字は変わらないのに、買えるものが2割減る計算です。

金利0.4%より物価上昇1.6%のほうが大きく、貯金は実質マイナス1.2%で目減りする図解
かずとし
かずとし

「金利が上がったから貯金で安心」は逆です。物価のほうが速く上がっているんですよね。

日本人が資産運用をしない理由と、その代償

日本の家計が持っている金融資産のうち、47.2%は現金と預金。アメリカは10.7%です(日本銀行「資金循環の日米欧比較」2026年8月31日、2026年3月末時点)。

なぜ日本人は資産運用をしないのか。理由はシンプルで、「損をするのが怖い」「やり方が分からない」の2つに集約されます。

もうひとつ、無視できない数字があります。2019年に金融庁の報告書から広まった「老後2,000万円問題」です。年金だけでは老後の生活費が足りず、夫婦で約2,000万円が不足するという試算でした。

この2,000万円を、貯金だけで用意するとどうなるか。月5万円を40年間、1円も増えない前提で貯め続ける計算です。運用すれば同じ月5万円が20年で届く距離を、貯金だけだと倍の時間がかかる

その代償が、上で計算した「毎年1.2%の目減り」です。怖いから動かない、という判断にもコストがかかっている。何もしていないつもりでも、じつは「目減りする選択」をし続けているわけです。

20代は複利で「時間」が最大の武器になる

では、なぜ「20代のうちに」なのか。答えは複利にあります。

複利とは、増えた利益をそのまま次の運用に回して、もう一段増やす仕組みのことです。利益が利益を生むので、時間が長いほど雪だるま式に増えていきます。

たとえば月5万円を年5%で積み立てた場合、20年で約2,055万円、30年なら約4,161万円になります。同じ月5万円でも、10年長く続けるだけで2倍以上の差がつく

だから20代の「今」なんです。あなたが持っている最大の資産は、貯金額ではなく残り時間です。

かずとし
かずとし

40代で始める人より、20代で始めるあなたのほうが圧倒的に有利。これは才能ではなく、時間の話です。

資産運用はやめたほうがいい?リスクで損する人・しない人の違い

ここは正直にお伝えします。資産運用には元本割れのリスクがあり、全員におすすめできるものではありません

ただし「やめたほうがいい人」の条件ははっきりしています。自分が当てはまるかどうか、ここで確認してください。

やめたほうがいいのは生活防衛資金がない人

資産運用をやめたほうがいいのは、生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分)が貯まっていない人です。

理由は、急な出費で運用中のお金を取り崩すことになるからです。相場が下がっているときに売らざるを得なくなり、損が確定します。

逆に言えば、生活費の3ヶ月分さえ別の口座に置いておけば、あとは始めていい。「守るお金」を先に確保してから、「増やすお金」を動かすという考え方です。

資産運用を始めていい人・まだ早い人

  • 生活費3〜6ヶ月分の貯金がある → 始めていい
  • 1年以内に使う予定のお金しかない → まだ早い
  • 借金(リボ・カードローン)がある → 返済が先

失敗する人の共通点は「一括・短期・高値づかみ」で元本割れする

資産運用で失敗する人には、共通点があります。「まとめて一括で買う」「短期で結果を求める」「話題になってから買う(高値づかみ)」の3つです。

たとえば、ニュースで「株価が過去最高」と聞いて貯金300万円を一気に投資する。翌月に相場が下がって「やっぱり投資は怖い」とすべて売る。これが典型的な失敗パターンです。

損をしているのは「投資したこと」ではなく、「買い方」と「売り方」。ここを間違えないでください。

安全に続けるコツは「長期・分散・積立」

失敗パターンの裏返しが、安全に続けるコツです。長期で持つ・世界中に分散する・毎月同じ額を積み立てる

  • 長期:10年以上持つ前提で、途中の値下がりを気にしない
  • 分散:1社の株ではなく、世界中の株にまとめて投資する
  • 積立:毎月決まった日に同じ金額を買う(高いときは少なく、安いときは多く買える)

実例をひとつ。2020年のコロナショックでは、世界の株価が1ヶ月で3割ほど下がりました。ところが半年もしないうちに元の水準へ戻り、その後は最高値を更新しています。

あのとき売らずに積み立てを続けた人は、下がった時期に安く買えた分、むしろ資産を増やしました。暴落は「損する日」ではなく「安く買える日」

安全に続ける3つのコツ。長期(10年以上持つ)・分散(世界中に広げる)・積立(毎月同じ額)

この3つを自動でやってくれるのが、次に紹介する「投資信託」です。

かずとし
かずとし

「長期・分散・積立」は金融庁も推している基本です。私も5年以上この3つしかやっていません。

資産運用の種類は7つ!初心者に投資信託をおすすめする理由

資産運用の種類は、大きく分けて7つあります。先に結論を言うと、初心者が選ぶべきは投資信託(インデックスファンド)一択です。

なぜそう言い切れるのか。まず7種類を横並びで比べます。

7種類のリスク・リターン比較表

種類リスクリターン目安最低金額
預貯金ほぼなし年0.4%1円〜
債券年1〜3%1万円〜
投資信託年3〜7%100円〜
株式(個別株)銘柄しだい数万円〜
不動産中〜高年3〜5%数百万円〜
値上がり益のみ1,000円〜
貯蓄型保険年0〜1%月数千円〜
リターンは長期の目安。将来の運用成果を保証するものではありません。

手間で見ると、投資信託と金と保険は「ほったらかし」でよく、株式は銘柄選び、不動産は物件の管理に時間を取られます。

表を見ると分かるように、「少額で始められて、手間がかからず、リターンも見込める」の3つがそろっているのは投資信託だけです。

「債券や金のほうが安全では?」と思った方は鋭いです。たしかに値動きは小さい。ただ、リターンも小さいので、20代の長い運用期間を活かしきれません。債券や金は、資産が増えてから「守り」として足す選択肢

株式(個別株)は、うまくいけば投資信託より増えます。ただし会社選びに時間がかかり、1社に集中するぶん外れたときの損も大きい。最初の一歩には向きません

投資信託が初心者向きな理由は「少額・分散投資・ほったらかし」

投資信託とは、たくさんの人から集めたお金を、運用のプロがまとめて株や債券に投資する商品です。

投資信託のしくみ。あなたのお金が投資信託1本を通じて世界中の約3,000社に分散投資される

たとえば「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」という投資信託があります。これを1つ買うだけで、世界中の約3,000社の株にまとめて投資したことになります。あなたが個別に会社を選ぶ必要はありません。

初心者に向いている理由は3つ。

  • 【少額】:SBI証券なら100円から買える
  • 【分散投資】:1本で世界中の株に分散できるので、1社が潰れても影響が小さい
  • 【ほったらかし】:毎月自動で買い付ける設定にすれば、あとは何もしなくていい

先ほどの「長期・分散・積立」を、設定1回で全部やってくれる。だから初心者向きなんです。

選ぶ基準は手数料(信託報酬)の低さ

投資信託は6,000本以上ありますが、選ぶ基準はひとつ。信託報酬(持っている間ずっとかかる手数料)が低いことです。

信託報酬は年0.05%のものから年2%を超えるものまであります。年1%の差は小さく見えますが、20年で見ると数十万円の差になります。運用成績は読めませんが、手数料は確実に引かれる

目安は信託報酬が年0.2%以下のインデックスファンド。私が積み立てている「eMAXIS Slim 全世界株式」は年0.05775%です。

かずとし
かずとし

インデックスファンドとは「日経平均」や「全世界の株価指数」にそのまま連動する投資信託のこと。手数料が安いのが特徴です。

銀行・保険・PayPay・FX・仮想通貨をおすすめしない理由

「資産運用」と名前がつくものは他にもありますが、初心者は次の5つを避けてください。理由と一緒に並べます。

名前おすすめしない理由
銀行窓口の投資信託信託報酬や販売手数料が高めの商品が多い。同じ投資信託でもネット証券のほうが安く買える
貯蓄型・変額保険保障と運用が混ざっていて手数料が見えにくい。保障は保険、運用は投資信託と分ける
PayPay資産運用お試しには向くが、新NISAでクレカ積立のポイントまで取るならネット証券が有利
FX値動きが激しく、レバレッジで元本以上に損をすることがある
仮想通貨1日で数十%動く。長期の資産形成の軸にはならない

どれも「やってはいけない」ではありません。ただ、最初の一歩に選ぶものではない。まずは投資信託で慣れてからにしましょう。

資産運用はいくらから?月の積立額の決め方

「いくらから始めればいいですか?」という質問には、2つの答えがあります。最低額は月100円。現実的な目安は月1〜5万円

ただし金額を先に決めるのは順番が逆で、先に決めるべきは「何のために増やすか」です。

目的から逆算する(老後・教育費・住宅)

資産運用の目的は、人によって違います。老後の生活費、子どもの教育費、住宅の頭金が、よくある3つです。

目的が決まると、必要な金額と期限が決まります。期限が決まれば、逆算して月の積立額が出る。この順番です。

  • 老後資金2,000万円を30年後までに → 年5%なら月2万4,000円
  • 教育費500万円を15年後までに → 年5%なら月1万9,000円
  • 住宅の頭金300万円を5年後までに → 値動きがあるので投資より貯蓄向き

注目してほしいのは3つ目。使う時期が近いお金は、運用に回さないです。目的が「5年以内」なら、資産運用ではなく貯蓄で用意してください。

最低月100円から始められる

SBI証券の投資信託は、100円から買えます。「まとまったお金がないから無理」という心配は要りません。

むしろ最初は少額でいい。100円でも1,000円でも、実際に買ってみると「値動きってこんな感じか」が体で分かります。金額を増やすのは、慣れてからで間に合います

月5万円×20年で約2,000万円【シミュレーション早見表】

では、実際にいくら増えるのか。月1万円・3万円・5万円を20年間積み立てた場合を、利回り別に計算しました。

月の積立額年3%年5%年7%
月1万円328万円411万円521万円
月3万円985万円1,233万円1,563万円
月5万円1,642万円2,055万円2,605万円
20年間、毎月末に積立・月複利で計算。元本は月1万円=240万円、月3万円=720万円、月5万円=1,200万円。税金・手数料は考慮していません。
月5万円を20年続けた場合の比較。貯金だけなら1,200万円、積立投資(年5%)なら約2,055万円で差は855万円

月5万円を年5%で20年続けると、約2,055万円。元本1,200万円に対して、運用益が855万円。これが複利の力です。

「年5%なんて本当に出るの?」と思いますよね。私たちの年金を運用しているGPIFの実績は、2001年度から2026年6月末までの平均で年率4.95%です(GPIF 最新の運用状況)。世界中の株や債券に長期で分散投資すれば、年5%は非現実的な数字ではありません

かずとし
かずとし

大事なのは利回りより「続けること」。年3%でも20年で元本の1.4倍になります。

実例:20代サラリーマンの私が資産2,000万円になるまで

ここで、私自身の数字を出します。29歳、総資産は約2,069万円(2026年8月時点)。

スペックは平凡です。高卒でインフラ企業に入社して10年目、三重県在住、2児の父。年収は850万円(賞与込み)ですが、入社当時はその半分もありませんでした。

特別なことはしていません。やったのは、次の4つです。

  1. 給与天引きで毎月10万円を先取り(財形貯蓄)。見えないお金は使えない
  2. 新NISAでeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)を毎月5万円積立
  3. 残りは高配当株。年間の配当は約12万7,000円
  4. この間に住宅の頭金550万円、ICL手術80万円など大きな出費もしている

節約はほとんどしていません。「先に引く」「自動で買う」の2つを設定しただけ。仕組みを作った2024年から、口座を見る回数はむしろ減りました。

だからこの記事で伝えたいのは、才能の話ではなく仕組みの話です。同じ仕組みは、あなたの口座でも今日から作れます

かずとし
かずとし

2,000万円は「すごい人」の数字ではなく、「早く仕組みを作った人」の数字です。

資産運用を始めるのに必要なものは2つだけ

資産運用を始めるのに必要なものは2つだけ。SBI証券の口座と三井住友カード。スマホで5分

ここまで読んで「よし、やる」と思ったあなたに。必要なものは「証券口座」と「クレジットカード」の2つだけです。

パソコンも、まとまったお金も要りません。スマホと、この2つがあれば今日から始められます。

SBI証券の口座(楽天証券との違い)

証券口座とは、投資信託や株を買うための口座です。銀行口座がお金を「置く」場所なら、証券口座はお金を「働かせる」場所だと考えてください。

私がおすすめするのはSBI証券。理由は3つあります。

  • 投資信託が100円から買える
  • 口座開設・取引の手数料が無料(投資信託の買付)
  • 三井住友カードで積み立てるとVポイントが貯まる

よく比較される楽天証券との違いは、貯まるポイントです。楽天経済圏で生活している人は楽天証券でも問題ありません。ただしこれから経済圏を選ぶなら、コンビニ還元まで含めてSBI×三井住友のほうが有利です

三井住友カード(積み立てるだけでポイントが貯まる)

2つ目が三井住友カードです。「なぜ投資にクレジットカード?」と思いますよね。

SBI証券にはクレカ積立という仕組みがあり、三井住友カードで積み立てると、積立額に応じてVポイントが貯まります。

たとえばゴールド(NL)で月10万円を積み立てると、年間100万円のカード利用を条件に、年間12,000ポイント。相場が下がった月でも、このポイントは減りません。

カードは3種類ありますが、資産形成が目的ならゴールド(NL)一択です。年間100万円のカード利用で翌年以降の年会費が無料になり、クレカ積立の還元率も一般カードの2倍になります。

かずとし
かずとし

投資のリターンは読めませんが、ポイントは確定で入ります。だからカード選びも「資産運用の一部」なんです。

資産運用は何から始める?簡単な始め方3ステップ

何から始めるか。順番はこの3ステップです。すべてスマホで完結し、各ステップ5分ほどで終わります

資産運用の始め方3ステップ(カード作成→口座開設→クレカ積立)を示したロードマップ図解

STEP1 三井住友カードを作る

最初にカードを作ります。理由は、カードの審査・発送に1週間ほどかかるからです。

先に申し込んでおけば、口座開設を進めている間にカードが届きます。カード到着を待つ時間がいちばんもったいないので、ここを一番先に片づけましょう

STEP2 SBI証券で口座開設する

次にSBI証券の口座を開きます。マイナンバーカードがあれば、スマホだけで申し込みが完了し、最短翌営業日から取引できます

申し込み画面で選ぶ項目は2つだけ。「特定口座(源泉徴収あり)」と「NISA口座も同時に開設する」です。

特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと、税金の計算と納付を証券会社が代わりにやってくれます。確定申告が不要になるので、会社員はこれ一択。NISA口座の同時開設を忘れると、あとから別の手続きが必要になるので注意してください。

STEP3 新NISAでクレカ積立を設定してほったらかしにする

最後に、NISA口座で投資信託の積立を設定します。設定する内容は3つだけ。

  1. 銘柄:私の場合はeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
  2. 金額:まずは月1万円から(慣れたら増やす)
  3. 決済方法:三井住友カード(クレカ積立)

銘柄はあくまで私が選んでいるものです。最終的にどれを買うかは、信託報酬の低さを基準にご自身で決めてください。

設定が終わったら、あとは何もしないでください。毎月自動で買い付けられ、ポイントも自動で貯まります。

口座を毎日見る必要はありません。むしろ見ないほうが、値下がりで売ってしまう失敗を防げます。「ほったらかし」が正しい運用です

かずとし
かずとし

カード→口座→積立設定。この順番で進めれば、来月にはあなたのお金も働き始めています。

資産運用のよくある質問

Q. 資産運用で何が一番いいですか?

初心者なら新NISAで全世界株式のインデックスファンドを積み立てることです。少額・分散・ほったらかしの3つがそろっていて、手数料も年0.1%以下。「一番いい」の答えは人によって変わりますが、最初の一歩としてこれより手堅い選択肢は見当たりません。

Q. 1,000万円を運用すると、どれくらい増えますか?

年3%で10年なら約1,344万円、年5%なら約1,629万円です。ただし1,000万円を一括で入れるのはおすすめしません。相場の波を平均化するために、数年に分けて積立してください。

Q. 公務員や会社員でも資産運用していいですか?

問題ありません。公務員に禁止されているのは「副業」で、株や投資信託の売買は副業にあたりません。会社員も同じです。ただし勤務先の株を売買する場合はインサイダー取引の規制に注意してください。

Q. プロに任せたほうがいいですか?手数料は?

ロボアドバイザーやファンドラップは、手数料が年1%前後かかります。インデックスファンドなら年0.06%前後。同じ全世界株式に投資するなら、自分で買ったほうが手数料は10分の1以下です。

Q. 投資信託とNISAはどっちが得ですか?

比べるものが違います。投資信託は「商品」、NISAは「税金がかからない箱」です。正解は「NISAの箱の中で投資信託を買う」。同じ投資信託でも、NISAの中で買えば利益に税金がかからず、外で買えば約20%引かれます。

Q. 5年だとどうなりますか?

月5万円を年5%で5年積み立てると、元本300万円に対して約340万円です。5年だと複利の効果はまだ小さく、値動きで元本を下回る年もあります。20年以上持つつもりで始めてください。

まとめ:資産運用は仕組みを作ればほったらかしで進む

資産運用の意味から始め方まで、要点を整理します。

この記事のまとめ

  1. 資産運用とはお金にも働いてもらって増やすこと
  2. 貯金だけだと実質マイナス1.2%で目減りする(金利0.4%<物価1.6%)
  3. 利益には約20%の税金。新NISAで非課税にできる
  4. 初心者は投資信託(インデックスファンド)一択。手数料は年0.2%以下を選ぶ
  5. 始める前に生活防衛資金3〜6ヶ月分を確保する
  6. 月100円から。月5万円×20年×年5%で約2,055万円
  7. 必要なのはSBI証券の口座と三井住友カードだけ

最後にもう一度。あなたの最大の資産は、貯金額ではなく残り時間です。

1年後に始めた自分と、今日始めた自分。20年後の差は、月5万円の積立なら100万円を超えます。「調べ終わってから」ではなく、「口座を開いてから」調べるほうが早い

最初の一歩は、三井住友カードの申し込みからです。

かずとし
かずとし

お金に働いてもらう仕組み、今日から作りましょう。次はSTEP2「カードを選ぶ」です!

免責事項

本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の勧誘や投資助言ではありません。記載した数値は執筆時点の公表情報と筆者の計算にもとづく目安で、将来の運用成果を保証するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

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金融Webライターの「かずとし」です。 投資初心者が資産運用を自動化する方法を「最短ルート」で解説します。 思い立ったが吉日。投資は今からでも間に合います。

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